1. |
『On Relationship』J.Krishnamurti著 |
|
私が尊敬するインドの宗教哲学者。『Freedom from the Known』もお勧め。「固定は死」といった武蔵を学者にしたような「空」の哲人である。 |
|
|
2. |
『偽イスラエル政治神話』ロジェ・ガロディー著、木村愛二訳 |
|
第二次世界大戦の「裏」を覗きたいジャーナリスト必読の書 |
|
|
3. |
『やちまた』足立巻一著 |
|
本居宣長の苦悩を描いた力作 |
|
|
4. |
『阿字 ― 炎の行者』池口恵観著 |
|
私も恵観和尚の下で、護摩行を受け、額に一ヶ月残る火傷を蒙った。そして炎の男に戻った。 |
|
|
5. |
『火の路』松本清張著 |
|
こんな小説風のドキュメンタリーを読めば、三島由紀夫が身震いしたに違いない。火の国、ペルシャ、イラン。今の中近東問題の原点を垣間見る。 |
|
|
6. |
『塩の道』宮本常一著 |
|
司馬遼太郎が恐れた民俗学者の作品。鬼才ぶりがうかがえる。 |
|
|
7. |
『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』橋本治著 |
|
この本で私は、三島由紀夫が「磁石に憧れた電池人間」だったことを発見。 |
|
|
8. |
『鬼降る森』高山文彦著 |
|
高千穂が生んだ若き文豪。神話を身近に感じさせる名著。同氏の『火花』を読めば、川端康成の「情」(なさけ)に触れ、熱き泪が流せる。 |
|
|
9. |
『できる人は禅の心を知っている』箱田忠昭著 |
|
英語プレゼンの第一人者。人は氏の技を盗もうとするが、氏の「行」を学んではどうか。 |
|
|
10. |
『The Power of Myth』Joseph Campbell著 |
|
今年のいちおし。日本語の「神話の力」より、やはり原書がお勧め。 |