空気を法則に換えるには、石のロジックが要る。
ブリタニカ(石の辞書)は、ウィキペディア(風の辞書)に挑む ―― 挑み続けるべきだ。私の英語哲学も、体系化しなければならない。
「ださい」はuncool。この数年、ちょくちょく使われだしたスラングだ。
「しぶい」「かっこいい」(cool)という身近な口語表現も、旧辞書では扱わなかった。
しかし今はウエブの時代。自らをウィキペディア化(ナニワ英語道ブログ)し、ライター兼エディターになって、自分の辞書に挑む果敢な行為は、松本ファンにとりcool。
松本は和を乱す男というレッテルを貼りたがる人にとり、勝手に辞書を大幅改訂する行為はuncool。
とにかく、私はスピードが速い。
カマキリのように、瞬時に擬態する。ディベーターだから、プロのようにfake itするのは簡単。
Malcolm Gladwell著、『The Tipping Point』の中にこんな箇所がある。
…But they weren’t cool because they smoked. They smoked because they were cool. (P.232) 「煙草を吸っているからカッコ悪い。カッコいいから煙草を吸う」
そこに因果関係は見いだせない(石のロジック)。しかし、水のロジックでは、因と果が同時に発生するから、どちらも正しい。
悲しいから泣く。泣くから悲しい。
昨夜も浅草で『千の風になって』を聴いたら、故西山千名人を想い出して、また泣けてきた。だから余計に悲しくなる。
こういう不思議な空間をどう呼べばいいのだろう…。
つづく
カマキリの早業!↓
http://jp.youtube.com/watch?v=pNcIUIULafw&feature=related |