なぜ、食を断つことにより、人間が強くなるのか。
それは自分の中に宿っている自然の力(natural forces)と自然治癒力(natural healing power)だ。これらが、肉体的、頭脳的、そして精神的な健康を向上させるのだ。
人間力の復活。チャクラが開花させるルネッサンス。
身と心、body, soul, heart, mind, spiritが奏でるオーケストラ。
今回は久しぶりに信貴山断食道場に戻った。短期間であったが、ナニワ英語道のブログに連載させて頂いた。そこの入場者の多くが、肥満(weight loss)やアトピー等の身体的な理由(とくに女性)によるものだが、それ以上に、何かの「ひらめき」や、単なる精神的な休養を求めている知的労働者が多かった。
彼らには、断食という恐怖と闘う覚悟がどこかにあり、その共通項は精神的にも肉体的にも強くなりたいという潜在的欲望があった。
私の場合、磁石、そしてその引きつけの法則を発見することであった。文筆家としては、常に20〜30ぐらいのideasを遊ばせておかなくてはならないという持論の証明でもある。
だから、アーユルヴェーダやヨガなどの東洋哲理も探求することになる。
西洋の哲学者が着目している東洋哲学にチャクラがある。
チャクラとは、蛇の女神(クンダリーニ)と同じく、渦状のシンボルで、背骨(spine)をぐるぐる回るエネルギーである。で、チャクラを活性化するのが、断食の役目ではないだろうか。
これが私のいう人間のmagnetization(磁石化)である。
電池は切れるが、磁石は切れない。
人間の危機管理は、人間の磁石化から始めよう。
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