::松本道弘 巻頭言
::例会報告
::松本道弘プロフィール
::紘道館とは?
::英語道とは?
::館長ブログ
::松本道弘 日記
::斬れる英語コーナー
::書き下ろしエッセイ
::松本道弘著作集
::講義用テキスト(PDF)
::松本道弘対談集(動画)
::ナニワ英語道ブログ
::日新報道
::TIME asia
::ICEEコミュニケーション
  検定試験
::ワールドフォーラム
::フィール・ザ・ワールド
 
お問い合わせ先

血液型と私 〜 その3〜

Oグループ: だれかが率先して、白板に向って、進行する。時には、数人が同時に白板の前に立ち、書き始める。O型は図解思考が得意。血液型云々などという本質論はない。試合で勝つというゴールが定まれば、それに向って進む。

だから数人がフエルトペンを持って立ち上がっても、足並みが乱れることはない。あっという間に、立論ができあがる。そして残った時間は、休憩している。窓外の景色を見て、タバコを吸っている。

O型グループが最強チームになる。私塾・紘道館の歴史を見ても、A型が集まると、暗くなり進まない。B型により、かき乱され、いずれ乱世を迎え、O型リーダーの登場によりまとまることが多い。今の紘道館塾頭はO型、そして名キャッチャー。

ABグループ: はたから見ていて一番不安なのがABチームだ。お互いが沈黙。しかも最後まで。白板には何も書かれていない。こりゃ勝てないやと思っていたら、制限時間いっぱいのところで一人が突拍子もないアイディアを出す。

それに対し、他のABがそれぞれの奇抜なアイディアで飛びつく。AB型の裏技は恐ろしい(ABはいずれ書く)。AB型の奇襲作戦が優勝することもあった。AB型の行動は見えないのだ。しかし、ディベート思考そのものはstraight thinkerのO型が最も得意とするお家芸ではないだろうか。

2008年10月17日
紘道館館長 松本道弘