たしかに、ジェイ・レノは人気番組だ。オバマ大統領もよく登場している。
こういう娯楽番組での失言が、ビッグ・ニュースになる。
ジェイ・レノも、この仕事をとるために苦労をした。
だから逃したくない。必死にくらいついて当たり前。
森光子も41歳で花が咲いた。『放浪記』でやっと主役が回ってきた。もうこの仕事を逃さないぞ、とふんばって、2000回の公演をやってのけた。これだけの骨太人間になるには、下積みが必要だ。これを私流に英訳するとこうなる。
To get hard, get hurt.
仲間のファロンはgiveの使い方が巧いが、同僚のレノを持ち上げすぎる。
オレを買いかぶっているんじゃないか、とレノはいうだろう。
You’re giving me too much credit.
Too much creditはmore credit than I deserveと置き換えてもよい。
それにしても、TIME誌で選ばれた100人は、影響力のある人ばかりか?
ほとんど無名の人ばかりだ。
お互いに持ち上げエール交換をしているだけじゃないか。たとえば、テッド・ターナーがT. Boone Pickensを持ち上げ、ピケンズがターナーをベタほめしている。
しらける。私だけかと思ったら、TIMEのジョエル・スタインも辛口のコメントをのせている。「オレの知らないやつばかりじゃないか。ウィキペディアに名もないやつだ。インフルエンシャルって、どんな基準なんだ」と。
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